和装の挙式といえば「神前式」だけ、と思っていませんか？

和装で挙式をあげたいけれど、「神前式はちょっと堅苦しいかな？」と和装の挙式を敬遠しているあなたにおすすめしたいのが「和装人前式」

人前式は洋装だけの挙式じゃないんです。

三渓園ウェディングブログをご覧の皆様こんにちは。

横浜の和装結婚式三渓園ウェディングプランナー　中村です。

 

今日は神前式や他の和の挙式と「和装人前式」との違いから式の流れ・演出アイディア・気になる”誓いの言葉”まで「和装人前式」の魅力を全てご紹介します。

和装で行える結婚式（挙式）の種類は？

和装で行える結婚式（挙式）といえば、まず最初に思い浮かぶのが「神前式」

でも和の挙式は神前式だけではありません。

ここでは和装で行える３つの挙式スタイルについてご紹介します。

神社や神殿で行われる挙式で神様に結婚を誓う神前式

和装挙式の代表格「神前式」

荘厳な神社やホテル・式場内の神殿で挙式が執り行われます。

神社の御祭神や神殿にお祀りする神様に二人の結婚をお誓いするというスタイルです。

神前式の魅力は何と言っても日本の挙式ならではの”厳かさ”

基本的には親族だけの出席というところが多く、友人にも挙式に出席してほしい、と思うカップルの希望が叶えられる式場が限られてくるようです。

ご先祖様に二人の”縁”を感謝して誓う仏前式

新郎又は新婦どちらかの菩提寺で行われることが多い「仏前式」

二人の「縁」はご先祖様（仏様）が結んでくださった、という教えからご先祖様に感謝し、来世までの縁を誓う挙式スタイルです。

挙式は僧侶が執り行い、結婚の証として念珠を交換します。

宗教的な要素も色濃いためか、仏前式で行うカップルは意外にすくない挙式スタイルです。

ゲスト全員が二人の結婚を承認！宗教色に左右されない人前式

神前式や仏前式と違って宗教色がない挙式が和装人前式。

結婚の誓いも神様や仏様ではなく出席していただいたゲストに対して行います。

そしてゲスト全員が承認して二人の結婚が成立するという挙式スタイルです。

ゲスト全員に出席してもらい、見守られながら行う挙式ということもあって、神前式や仏前式だと堅苦しい雰囲気に感じるカップルからの支持率も高いのも和装人前式の大きな特徴です。

和装の挙式（人前式）の流れが知りたい！

ではその和装人前式の流れをご紹介していきます。

挙式の流れ自体は他の和装挙式と大きく違うところはないのですが、和装人前式では二人らしいオリジナリティを挙式に組み込む事もできます。

神前式や仏前式とどう違う？和装人前式の流れ

和装人前式の大きな流れとしては、

＜新郎新婦入場＞・・・ご自身のお父様やお母様と一緒に入場したりする事もできます。

 

＜夫婦の誓い＞・・・水あわせの儀やお酒合わせの儀などを取り入れて行います。

三渓園では新郎新婦のご出身地のお酒をご両家のお母様によって一つに合わせていただく儀式を取り入れています。

そのお酒を新郎新婦が交わすことで「夫婦の誓い」となります。

＜指輪交換＞・・・結婚指輪の交換は和装人前式なら違和感なく行えますね。

 

＜誓いの言葉＞・・・二人の結婚をご出席いただいたゲストの前で誓います。

 

＜結婚の賛同＞・・・ご出席の全員のゲストから二人の結婚を承認してもらいます。

 

＜結婚宣言＞・・・承認してもらったことを受けて結婚が成立したことを宣言します。

＜新郎新婦退場＞・・・和装の挙式らしく折り鶴シャワーなどで祝福してもらう事もできます。

 

和装人前式には宗教的な儀式が一切なく、人と人との結びつきや絆を深く感じられる挙式になると思います。

 

【三渓園で行える和装の挙式について】は↓こちらの記事もオススメです！

三渓園であげる結婚式・”挙式”の疑問解決！ウェディングプランナーが全てお答えします！

三三九度や指輪交換のような儀式を取り入れることはできるの？

和装の挙式シーンで花嫁が一番憧れるのが「三三九度」ではないでしょうか。

和装の挙式といえば三三九度といっても過言ではありませんね。

三三九度はお酒を交わす事で夫婦になるという儀式です。

神前式ではお神酒で行いますが、和装人前式では御出身地のお酒で行う事で二人の結びつき、両家の絆が深まる儀式になると思います。

又指輪の交換は二人の結びつきの証として是非取り入れていただきたいです。

和装の挙式らしく、リンクピローも和風にコーディネートするのがおすすめです。

そっと教えます！気持ちが伝わる「誓いの言葉」文例

和装人前式を行うカップルが一番悩むのが「誓いの言葉」

ゲストに承認していただくのが和装人前式ですから二人の結婚の誓いも、しっかり気持ちの伝わる文にしたいですよね。

そこで、本来は二人で考える誓いの言葉ですが

「何を言えばいいのかわからない」

「長くなりすぎていない？」反対に「短かすぎない？」と悩むあなたの為にそっと教えます。

和装人前式でおすすめの演出は？

二人らしい演出を取り入れることができるのも和装人前式の特徴です。

和装の挙式らしい日本らしさを取り入れた演出をご紹介していきます。

洋装式だけじゃない！花嫁の父と入場

「洋装の式じゃないからバージンロードを一緒に歩けないんだ…」と諦めている花嫁のお父様もいるはずです。

でもお父様、諦めないでください！

挙式の入場で、花嫁と花嫁の父が一緒に入場するのは洋装式だけのスタイルではありません。

和装の挙式でも人前式ならそれが叶います！

腕を組んで横並びで入場、でもいいのですが

和装の挙式らしく、お父様が花嫁を先導する感じで一列になって入場、と少しアレンジしても良いかもしれませんね。

和装人前式だからこそできる！花嫁の母のお手引で入場

もう一つのの入場スタイルとしておすすめしたいのが、花嫁と花嫁の母の入場。

洋装式ではあまりない、花嫁の母との入場シーンですが和装人前式なら、花嫁がお母様にお手を引かれて入場するという演出が叶います。

お手を引かれながら歩く間、これまでのいろいろなことが思い出されて、花嫁にとってもお母様にとっても感慨深い入場の瞬間となるはずです。

退場シーンも和風に！一番人気の演出「折り鶴シャワー」

洋装式ではフラワーシャワーやライスシャワーで祝福、というのが一般的ですよね。

フラワーシャワーやライスシャワーには魔除けの意味や子宝に恵まれますようにという言い伝えがあります。

和装人前式では和の挙式らしく「折り鶴シャワー」で祝福！というのはいかがでしょうか。

鶴は夫婦円満の象徴ですし、折り鶴は無病息災を願って折るもの。

フラワーシャワーやライスシャワーに代わる、和風な祝福の演出として是非取り入れて下さい。

 

 

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