三渓園ウェディングブログをご覧の皆様こんにちは。
横浜の和装結婚式三渓園ウェディングプランナー 中村です。
和装の結婚式がしたい!って考えているけれど、
わからないことばかりのプレ花嫁さんのために
和装結婚式のための【ご準備マニュアル】を作ってみました。
”其の一”では
花嫁衣装ってどんな種類があるの?
どんな髪型が和装に似合うの?
和装のレンタル費用は高い? など主に和装衣装と美容についてレポートしています。
”其の二”では和装結婚式のお色直しにかかる時間のことや和の演出のことなど、1日の流れについてレポートしてみます。是非ご参考になさってください。
【和装も洋装も両方着てみたい!でも和装結婚式のお色直しにかかる時間は?】
せっかくだから和装だけじゃなくてウェディングドレスも着てみたい!
でもお色直しの時間でゲストを待たせてしまいそうで心配…というプレ花嫁さんに
お色直しにかかる時間や注意点などご紹介していきます!
”意外に短いんです” 和装結婚式のお色直しにかかる時間
和装結婚式の場合、プレ花嫁さんを悩ますのが”お色直しにかかる時間”
そこでお色直しのスタイル別に所用時間をまとめてみました。
1)白無垢→色打掛の場合
所要時間約15〜20分。
お色直しの中でおそらく一番のかからないのがこのスタイル。
白無垢から色打掛へは架け替えと言って打掛をかえるだけなのでヘアメイク直しを入れても15〜20分で完了です。
2)白無垢or色打掛→ウェディングドレス(髪型は洋髪から洋髪へのチェンジの場合)
所要時間約20〜25分。
ね、意外と短いと思いませんか?
和装は肌襦袢から長襦袢…帯や紐とたくさんつけて着付けしているのですが取るときは早いです!
それにウェディングドレスの方もペチコート(パニエ)をセットした状態で準備していますから着付けだけにかかる時間は10分くらいなんです。
このくらいならゲストをお待たせしている時間も気にならないはず。
和装、洋装どちらも着たいけどお色直しの時間がかかりそうだから…とあきらめないで下さい。
3)ウェディングドレス→和装(白無垢or色打掛or引き振袖)
所要時間約35分〜40分
反対に洋装から和装の場合、少し長めです。
和装の補正から着付けまでいちから行って着付けするからです。
和装も洋装も両方着てみたい、でもゲストはお待たせしたくない、という方は和装→洋装のお色直しの方が無難だと思います。
お色直しの間ゲストは何をしているの?
お色直しの間の待ち時間、ゲストが待ちくたびれているんじゃないかと心配しますよね。
でも安心して下さい、私たちがお手伝いしている時に見る限り退屈して待ちくたびれているゲストはあまりお見かけしません。反対に新郎新婦の中座中だからこそ出来ることがあるんです。
例えば女性ゲストであればお化粧室。
新郎新婦のいる間はお写真のチャンスも逃さないようゆっくりお化粧室に立つこともできませんが中座中はゆっくりお化粧室でお化粧直しされたりしています。
男性ゲストの場合は喫煙。おタバコを吸いながらご友人たちとおしゃべりしたりしていらっしゃいます。
また親御様たちはゲスト席へご挨拶に行かれたり…と意外とゲストの方も思い思いにリラックスして過ごされているようです。
ゲストを退屈させないお色直しの中の演出とは?
それでも待ち時間に退屈させたくない、というプレ花嫁さんにオススメするお色直し中の演出は
1)新郎新婦のプロフィールビデオ上映
定番中の定番と言えますが、上映中もお料理、会話が楽しめて気軽に楽しんでもらえる演出。
ただ、動画編集に初めて挑戦する新郎新婦の場合、動画の作成は早めに準備した方がいいですよ。
結婚式の準備は招待状の返信後が猛烈に大変になります。
時間のある間に動画編集・作成は進めておいて下さい。必ず会場の再生機器でテスト再生してもらうことをお勧めします!(実は自作動画の場合1度目のテスト再生では70%以上の確率で再生できないのです。。。)
2)ゲストからの寄せ書き
最初は披露宴前のウェイティングのお時間に書いてもらって、お色直し中の寄せ書きは最初の時に書けなかったゲストや追加でメッセージを添えてもらう場合としてください。
寄せ書きをしていただくのに順番待ちのないように。。
ゲストが楽しくかけるようなカラフルなペンを準備しても良いかも。
3)お色直し後のクイズの回答
ドレスの色当てクイズとかが定番です。
ゲストが一人一人記入していく方法より
あらかじめ、ピンク・イエロー・ブルーといったように
答えを3択で準備しておいて回答箱に入れるだけ、という風にシンプルな回答方法がいいと思います。
ゲストをお待たせないお色直しのタイミングは?
大抵の場合、披露宴の時間は2時間半ほど。
最初に新郎新婦が入場して約1時間後に中座、30分のお色直しを挟んで再入場後1時間でお開き、
というのが一般的なプログラムです。
丁度開始から1時間というのはお酒もほどよくまわってきて気持ちよく、お料理もメイン料理のタイミングです。
このタイミングですとお色直しを待っているのも気にならないはずです。
では避けた方がいいお色直しのタイミングとは?
それは終盤に差し掛かってのタイミングでのお色直しです。
最初にプログラムを詰め込みすぎてデザートタイムくらいの時間帯で中座してお色直ししたかと思うとすぐにお開きを迎えてしまうプログラムは避けましょう。
もうひとつ、
50名様以上のお人数の場合ですと
披露宴途中のお色直しをオススメしますが、
30名様以下のお人数で行う少人数結婚式の場合は
披露宴の始まる前にお色直しをして
始まってからは中座しないプログラムがベストですよ。
少人数結婚式の場合は演出よりお食事、おしゃべりがメインですから。。
【挙式・披露宴・演出など和装結婚式の流れが知りたい!】
洋装の結婚式の挙式といえばチャペル式をイメージすると思います。
では和装結婚式で行われる代表的な挙式といえば?一番最初にイメージするのは神前式ですが、実はそれだけじゃないんです!
ここでは神前式だけじゃない和装結婚式の挙式の種類や披露宴の流れ、ゲストに人気の和風演出などなどプレ花嫁さんが知りたい疑問にお答えしていきます!
神前式だけじゃない、和装挙式の種類を比較!
和装結婚式の挙式の種類は
1)神前式
2)仏前式
3)人前式
この3つの種類があげられます。
なかでも1)の神前式はもっともポピュラーな和装の挙式ですね。
神前式といえば、「神社で挙げる挙式」という印象が強いですがそうではありません。
私たちをお護りいただいている神様の御前で誓う式、これが神前式です。
そして二人の結婚の誓いを神様にご奉告する役目が斎主、つまり宮司となります。
ですから必ずしも神社でなくてはならない、ということではありません。
ただ、神社以外の場所で行う時には斎主によって「降神の儀」という、神様に挙式が行われている場所に”ご降臨”いただく儀式を行う必要があります。
神前式のこと、もっと詳しくという方はこちらをご覧ください↓↓↓
2)の仏前式は、新郎新婦二人の縁は仏様(ご先祖様)のお陰である、という考えから
仏様(ご先祖様)の前でいただいたご縁を報告し、感謝し、来世までつづく縁を誓う、という式です。
ご先祖様にご縁を報告する式ですから行う場所はやはり菩提寺やご先祖様のご仏壇の前でというのが多いです。
仏教には色々な宗派があることから和装挙式の中ではあまり一般的ではない挙式ですが、新郎新婦二人の結びつきを感じられる挙式が仏前式ではないかと思います。
神前式や仏前式といった宗教色のない挙式が、3)の人前式です。
人前式というと洋装のイメージを浮かべがちですが、実は日本で一番古い歴史を持つのがこの人前式なんです。
昔は今のように式場ではなく家で挙式が行われていました。
神様の前でも仏様の前でもなく、集まった人(親族など)の前で夫婦になることを誓う儀式、そして集まった人が二人の結婚を承認することで成立する式、これが人前式です。
人前式を挙げる場所に特別なきまりはありません。二人の結婚を承認してくれる”人”がいれば成り立ちます。
和装結婚式の1日の流れは?
和装結婚式って何か特別なことをするの?
と心配なプレ花嫁さんのために洋装結婚式と比較しながら、一日一組だけで行う三渓園の和装結婚式の流れを例にご紹介していきます。
9:00 新郎新婦来館・・・お支度を始めます。
新婦は白無垢、新郎は紋服というスタイルが多いです。
11:00 新郎新婦のお支度完了。美容と和装着付けを合わせて約2時間。
そのうち新婦が1時間半、新郎が30分位。
お支度完了後、記念写真の撮影となります。
11:15 挙式のリハーサル・・・本番さながらのリハーサルとなります。
挙式リハーサルの後は三渓園の庭園でスナップ写真撮影。
12:00 挙式開式
挙式の所要時間は約20〜30分。
そして挙式後に中庭でご親族やご友人とお写真撮影。
13:00 披露宴開宴
入場後、新郎からのウェルカムスピーチで始り、ご来賓のご祝辞へと進みます。
ここまでは洋装の式と全く同じ流れです。
13:20 鏡開き・・・洋装の式のウェディングケーキ入刀に代わる和の演出です。
この後、お写真撮影などを挟んで、
14:00 新郎新婦中座
中座中はふたりの生い立ちDVDを上映することが多いです。
14:30 新郎新婦お色直し入場・・・和装の結婚式の場合は洋装の式のようにバージンロードをお父様と一緒に歩く機会がないので、”新婦と新婦の父の入場”というサプライズ演出もいいと思います。
14:40 中庭で和菓子ビュッフェ・・・ビュッフェは洋装の結婚式だけしか出来ないわけではありません。でも、せっかく和装なんですからビュッフェも和にこだわって和菓子にしています。
和菓子ビュッフェのこと、もっと詳しくという方はこちらをご覧ください↓↓↓
15:15 お手紙朗読・花束(記念品贈呈)・謝辞
15:30 新郎新婦退場・お見送り
16:00 三渓園の庭園で二度目のスナップ撮影
17:00 お引き上げ
いかがでしょうか。
1日の流れに洋装だから、和装だからといった特別な違いはないのですが、せっかく和装結婚式をするのであればゲストに”和”を感じてもらえる演出を入れるのがポイントだと思います。
和装結婚式の披露宴でゲストが喜ぶ和風演出ベスト3!
では和装結婚式の披露宴でゲストが喜ぶ和風演出をご紹介していきます。
第3位 獅子舞
新郎新婦の中座中の演出としても人気です。
獅子が舞いながら登場してゲストの頭を噛みついていきます。
獅子に頭を噛みつかれる→噛み付く→かみつく→神付くの語呂合わせで、獅子に頭を噛まれた人は無病息災といわれています。
和風を満喫しながらゲスト全員が楽しんでいただけるエンターテインメイト型の演出です。
獅子舞のこと、もっと詳しくという方はこちらをご覧ください↓↓↓
第2位 和菓子ビュッフェ
洋菓子のケーキビュッフェは一般的ですが、和装結婚式ですからビュッフェも和にこだわりたいですよね。
三渓園の和菓子ビュッフェは美味しいだけじゃなくて”可愛い”にもこだわっています。
モナカだって茶色い四角い最中じゃありません。
和菓子のビュッフェなんてゲストにも初めてでしょうし、インスタ映えも◎
日本庭園の開放的な雰囲気の中での和菓子ビュッフェ、ゲストとの歓談の時間を過ごすのにも最高の演出です。
そして
第1位 鏡開き!
不動の一番人気演出です。
古来から樽酒の丸い蓋を「鏡」と呼んでいてそれを開く=未来を開く、の意味もあります。
そしてゲストに「ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ」と声をかけてもらい3度目のヨイショで鏡を開くという大盛り上がりの演出です。
開いた後はその樽酒で乾杯して、ゲストへ”振る舞い酒”をしたり、
と一つの樽酒で
古くから伝わる和のおめでたい謂れあり
大盛り上がりの演出あり、
乾杯酒にもできるし、ゲストへのサーブアイテムとしても使える鏡開き。
和風の演出として一番にオススメしたいです。
【まとめ】
いかがでしょうか。
わからないことだらけの和装結婚式、
お色直しの時間のことや和装結婚式の挙式の種類、披露宴の流れから人気の演出までをまとめてみました。
和装結婚式のご参考になりましたら幸いです。
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“横浜の和装結婚式「三渓園」”
日本らしい和装の結婚式がしたい
歴史を感じる場所で結婚式がしたい
特別感のある結婚式がしたい
人とは違う結婚式にしたい
ふたりの思いを三渓園ウェディングで叶えてください
青空にそびえる茅葺の屋根
建物に入った瞬間に香る檜と畳の香り
柱、梁、ガラスのひとつふとつに歴史が息づく日本家屋明治の文化人や芸術家が滞在したお部屋で挙げる和の挙式は厳かで神秘的な結婚の誓いとなります
春には鶯(うぐいす)の囀りを聞きながら、
秋には真っ赤に染まる紅葉の庭園で行う和菓子ビュッフェは自然と一体になってゲストと過ごすひと時となります
三渓園の結婚式に派手な演出は不要です
“三渓園で結婚式を挙げることそのものが
最高の演出、ゲストへのおもてなしです”
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