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2019.01.10

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【結婚式を和装でするなら】知っておきたい!花嫁衣装の豆知識〜白無垢編〜

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日本古来の和装衣裳。

 

衣裳にこめられた思いや、その由来についてはご存知ですか?

結婚式を和装で行うときに由来や意味合いを知ることで、衣裳選びや当日お召しになる時のお気持ちが、

また一味変わってくるのではないでしょうか?

 

結婚式を和装で挙げたいと思っているあなたに、和装衣装や和装小物のことをもっと知ってもらって和装結婚式を120%楽しんでもらいたい!

ということで

【結婚式を和装でするなら】知っておきたい!衣装と小物の豆知識

と題してシリーズでお伝えしていこうと思います。

 

今日はその第一弾として、花嫁衣裳の「白無垢」に纏わる由来等についてご案内していきます!

 

三渓園ウェディングブログをご覧の皆様こんにちは。

横浜の三渓園和装結婚式ウェディングプランナー櫻井です。

 

挙式衣装の代表格「白無垢」の歴史を知ろう!

白無垢は未婚女性の最高格の和装

白無垢の歴史は、室町時代にさかのぼります。最も格の高い婚礼衣裳として、

一番身分の高い家庭の女性たちが着ていたそうです。

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江戸時代後期に書かれた「貞丈雑記」という書物

(当時の朝廷や公家・武家の行事や法令・習慣・儀式等について書かれたもの)には、

「婚礼に白を用いるのは、婚礼は人倫の大本であり、白色は五色の大本」と記されていたりと、

婚礼の白というのは、夫婦のあらたな人生のはじまりを表す色ともされています。

 

「白無垢」が白いのは何故?白色にまつわる意味とは?

白無垢は、「新婦の身の清浄を表し、けがれのない姿で神に誓う」ことでもあったようです。

「清純な姿で神様に、花婿様と夫婦になることを誓います」ということですね・・・

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真っ白な白無垢は純潔の色として、「嫁ぎ先の相手の色にそまる」という意味合いが

現代では一般的な解釈となっております。

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「白無垢」に合わせる小物について知ろう!

次に、和装のお小物といえば、白無垢とセットで着用される「綿帽子」や「角隠し」。

結婚式では「綿帽子」は白無垢にだけ合わせることができますが、

「角隠し」は白無垢、打掛けどちらにも合わせることができます。

 

意外な由来を持つ「綿帽子」や「角隠し」とは?

〜綿帽子〜

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〜角隠し〜

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綿帽子や角隠しの原点は、

身分がある女性が埃除けとして

(綿帽子は防寒具としての役割もはたしていたそうです)使用していたものが、

飾りとしてのこったと言われております。

 

日本髪は鬢付け油をこってりつけており、

髪を洗うことも現代ほどではなく、

誇りがつきやすかった為装着をしていたようです。

 

埃除けとは少々驚きかもしれませんが、時代と共にその意味合いも変化を遂げていったようです。

 

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綿帽子と角隠しにまつわる言い伝えとは?

現代での綿帽子は、新郎以外には顔を見せないようにするという奥ゆかしさがあり、

先程も記述いたしましたが、白無垢だけにあわせることができます。

ウェディングドレス時のヴェールと同じようなイメージとも言えるでしょうか。。。

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結婚式で角隠しは、「嫁いだ先では角を出さないように」という言い伝えもあります。

「角」は女性の嫉妬や怒りのたとえとされ、

近世では嫉妬することを「角が生える」と表現し、

女性の嫉妬心を隠すもの・・・・とされています。

嫁いだ先では、嫉妬心を抱かず、

慎み深くあるようにという戒めから

結婚式の際に被るようになったと言われております。

 

 

他にも諸説あるようですが、綿帽子と角隠しは、いづれも共通の意味合いとして、

「従順」「奥ゆかしさ」が秘められています。

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古式ゆかしい和装衣裳。

本日はは白無垢についてお話しをしてまいりました。

 

シリーズの他の豆知識、

結婚式のお色直し衣装「色打掛和装」の豆知識はこちらからどうぞ。

【結婚式を和装でするなら】知っておきたい!花嫁衣装の豆知識〜色打掛編〜

 

江戸時代からの歴史を持つ花嫁衣装「引き振袖」の豆知識はこちらからどうぞ。

【結婚式を和装でするなら】知っておきたい!花嫁衣装の豆知識〜引き振袖編〜

 

結婚式の男性衣装「紋服」の豆知識はこちらからどうぞ。

【結婚式を和装でするなら】知っておきたい!衣装と小物の豆知識〜紋服編〜

 

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厳かで神秘的な結婚の誓いとなります

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